リップアートメイクインクとは?種類・選び方・Rouaの特徴を徹底解説

リップアートメイク徹底解説|おすすめ色素や美しいリップを長持ちさせる最新アートメイクインクの比較
目次

リップアートメイクインクとは

リップアートメイクとは? 医師が徹底解説|美しいリップを作るおすすめ色素と最新アートメイクインク

リップアートメイクインク役割

リップアートメイクインクとは、唇に色素を定着させる半永久的メイク用の専用インクです。

口紅やティントのように塗布するコスメではなく、

医療機関で唇の表皮に色素を注入する施術に用いられる色素(ピグメント)を指します 。

リップアートメイクの特徴

一度施術すれば「落ちないリップ」として1~3年ほど色味が持続し、水や汗でも落ちません 。

忙しい毎日でも化粧直し不要となり、唇の血色感アップや輪郭補正によって顔の印象を手軽に向上できます!

通常のタトゥーとの違い

一般的なタトゥーよりも浅い層(表皮~真皮浅層)に施術するため、時間とともに徐々に退色し、数年で薄くなるのが特徴です

これにより流行や好みの変化に合わせてデザインを修正しやすいメリットがあります。

医療従事者(医師・看護師)のみが施術可能な医療行為であり、安全管理が徹底された環境で行われます。

aki(医師)

リップアートメイクは医療行為として行う半永久メイクで、1~3年持続する落ちないリップを実現できます。

タトゥーより浅い層に色素を入れるため自然に退色し、デザイン変更も可能です。

必ず医師や看護師が在籍するクリニックで、安全な医療用インクを使用した施術を受けることをおすすめします。

リップアートメイクインクの種類と成分

リップアートメイクに使われる色素インクは、大きく無機顔料・有機顔料・混合顔料の3種類に分類されます 。

  • 無機顔料インク
    • 主成分は酸化鉄や二酸化チタンなどの金属由来色素で、発色が自然で肌になじみやすく、経年での変色が少ない安定性が特徴です 。
    • アレルギーリスクも比較的低く低刺激のため、眉やアイライン用インクによく使われます。
  • 有機顔料インク
    • 化学合成された有機色素(アゾ系など)を含むインクで、ビビッドで鮮やかな発色が得られるのが利点です 。
    • リップのように鮮明な赤やピンクを表現するのに適していますが、無機より色素の定着力(持続性)はやや低めで、紫外線などで退色しやすい場合があります。
  • 混合顔料インク
    • 無機と有機をブレンドしたハイブリッドインクで、双方の長所を兼ね備えるよう開発されています 。
    • 自然な色合いと鮮やかさのバランスが良く、眉・アイライン・リップいずれにも応用可能な汎用性を持ちます。
    • 色持ちと発色の両立を狙った処方のため、近年はこのタイプも多用されています。

リップアートメイクインクの成分

インクは色を出す顔料のほか、液状にする溶媒(水やエタノール等)や色素を皮膚に定着させる結合剤などで構成されています 。

高品質インクほど不純物が少なく、粒子径が細かい傾向があります。

特にナノレベルの微粒子顔料を採用した最新インクでは、粒子の均一分散により定着力と発色が飛躍的に向上しています 。

chika(ナース)

微粒子インクは浸透力だけでなく、高発色でおすすめ!

アートメイクインクの最新技術動向

現在のリップアートメイクインクは技術革新が進んでおり、ナノインク技術有機顔料の安全性向上が注目されています

ナノインクとは顔料粒子を従来より極限まで微細化したインクで、皮膚への浸透・定着が良く、発色も繊細になるのが利点です 。

また、欧米や韓国製を中心にVEGANインク(動物由来成分なし)や重金属フリーインクなど、安全性に配慮した成分構成の製品も増えてきています。

これら様々な種類のインクの中から、施術者は患者のニーズや部位に合わせて適切なものを選択しています!

鈴木さん(Nurse)

迷いやすい方は、最新のものを使用するのがおすすめです!

リップアートメイクインクの安全性と品質基準

  • 医療グレードと認証
    • 顔料を直接皮膚に入れる以上、インクの安全性は最重要です。
    • 医療グレードのインクかどうかを確認し、FDA(米国食品医薬品局)やEUのCEマークなど公的機関の認証を取得した製品が推奨されます 。
    • 認証取得インクは厳格な品質管理をクリアしており、不純物混入や有害物質の基準も厳守されています。
  • 重金属・アレルギー対策
    • 質の低いインクにはニッケルやコバルトなど重金属が混ざり、アレルギー反応や発色不良の原因となることがあります。
    • 高品質インクは重金属含有量を極力低減し、発がん性が指摘されるアゾ染料も安全性試験を経て使用しています。
    • 過敏症のある患者には、事前にパッチテストを行うなどしてアレルギーリスクに配慮しましょう 。
  • 変色・退色リスク
    • 時間経過による色素の変色(例:赤や青に変色)リスクも選定基準です 。
    • 安価なインクほど年月で色味が不自然に変わるケースがあります。
    • 酸化鉄ベースの無機顔料は変色しにくいため、リップでもベースカラーに無機顔料を含むインクを使うことでくすみ防止に繋がります 。
    • また退色しやすい有機色素も、最新インクではコーティング技術などで退色速度を抑える工夫がされています。

リップアートメイクの色選びのポイント

  • パーソナルカラーを考慮
    • 患者様一人ひとりの肌のパーソナルカラー(イエローベースかブルーベースか)を踏まえて色選定することが重要です
    • 一般にイエベ肌(黄み肌・ゴールドアクセが似合うタイプ)にはコーラルピンクやオレンジ、ブラウン系など黄み寄りの温かみある色が馴染みやすく、ブルベ肌(青み肌・シルバーアクセが似合うタイプ)にはローズピンクやワインレッドなど青みを帯びた華やかな色が調和します。
    • 事前に肌の色味や手首の血管色でタイプを確認し、それぞれに合った色味を提案しましょう 。
  • 唇の地色・トーンを補正
    • 患者の唇本来の色も考慮ポイントです。唇が血色乏しく白っぽい人には、自然な血色感を足すためピンク系やローズ系が適しています。
    • 一方、色素沈着やくすみが強い唇の場合は、いきなり明るいピンクを入れると沈着部分がグレーに透ける恐れがあります。
    • そのためオレンジ系や赤系のインクでまずベースを整え、唇のくすみを飛ばしてから希望色に近づける方法が有効です 。
    • オレンジは補色効果で青みや黒ずみを中和し、くすんだ唇に明るさと均一感を与えてくれます。
  • 仕上がりイメージと色濃度
    • 「ナチュラルな血色感を出したい」のか「しっかりメイク感を出したい」のかといった仕上がりのゴールによっても色選びは変わります。
    • 普段からメイクが薄めの方には、ノーメイクでも浮かないソフトな色(例:ピンクベージュやヌーディー系)を選ぶと良いでしょう 。
    • 逆にリップメイクが映える顔立ちにしたい場合は、鮮やかなコーラルピンクやレッド系で華やかさをプラスします 。
    • 初めてリップアートメイクを受ける患者には、人気の高いピンク系から提案するのも手です
    • ピンク系は素顔でも悪目立ちせず万人に似合いやすいため、施術後のギャップが少ない傾向があります。
  • カウンセリングでのすり合わせ
    • 色選びは施術者の提案だけでなく、患者本人の好みやライフスタイルも反映させます。
    • 事前カウンセリングで普段使っている口紅の色や、なりたい唇のイメージを詳しくヒアリングしましょう 。
    • 例えば「すっぴん時にも違和感のない自然な色にしたい」などの要望にはヌードピンク系を提案し、「メイク映えする華やかな色にしたい」希望にはレッド系を混ぜるなど、目的に応じて色味と濃さを逆算して決定します 。
    • 複数色をミックスできる場合はテスト描きで発色を確認し、患者様が納得いく色になるまで調整すると安心です。

Roua(ルア)インクの特徴とカラーバリエーション

リップアートメイクインクのRouaとは

「Roua(ルア)」は2025年に登場したリップアートメイク専用の国産プロ向けインクです 。

施術者のこだわりに応える高機能インクとして開発され、日本人のリップアートメイクに最適化された最新フォーミュラを備えています。

発売当初は初回生産分が数量限定となるなど注目を集め、アートメイク看護師界隈で話題の製品です。

リップアートメイクインクのRouaの特徴

最先端ナノインク技術

Roua最大の特徴は最先端のナノインク技を採用している点です。

顔料を極小サイズまで精製することで、皮膚内で色素がにじみにくく(滲みにくい)、短時間で定着し発色も繊細に表現できます 。

aki(医師)

施術中のインク操作性も高く、グラデーションや繊細なライン表現がしやすい粒子設計になっており、上級テクニックを支えてくれます!

日本人の唇トーンに最適化

Rouaは日本人の唇の色素や肌トーンに合わせてカラー調整されているのも魅力です。

東洋人特有の唇の地色(ほんのりブラウンがかったピンクなど)を研究し、施術後に浮いたりくすんだりしない色設計がされています。

既存の欧米インクでは発色が派手すぎたり青みに転びやすいと感じていた施術者からも高い評価を得ています。

chika(ナース)

「Rouaだと仕上がりの馴染みが良い」

Rouaのカラーバリエーション

Rouaのカラーラインナップは全5色と豊富で、混色なしでも理想の色が作りやすいよう計算されています。

例えばサクラピンクは素の唇の色を活かしたい方に最適、アプリコットコーラルはイエベ肌に映える健康的な色、エレガントベリーはブルベ肌でもくすまず華やかに発色する…といった具合に、それぞれ用途を持ったカラー展開になっています。

安全性と信頼性

Rouaインクは国内の厳格な基準をクリアできるように製造されており、医療機関向け品質基準を満たしています。

成分表示もクリアで、有害な重金属や防腐剤は極力排除しつつ、色素の鮮やかさと持続力を両立しています。

低刺激処方のため敏感肌の患者でも安心して使用できたとの報告があり、アレルギーや発疹などのトラブル報告は今のところありません。

aki(医師)

色素検査・安全試験もクリア済みで、安全面でも信頼できるインクといえます!

Rouaを使用した施術者・患者の声

実際にRouaを使用した施術者からは下記のような好評が聞かれます。

神崎さん(Nurse)

発色がクリアで色調調整しやすい

chika(ナース)

リタッチ後の定着が他社製より早い

溝辺さん(Nurse)

色抜けしにくい気がします

一方患者側も満足度が高く、Rouaの性能の高さが伺えます。

Aさん(20代女性)

色持ちが良く落ちにくい

Bさん(20代女性)

時間が経っても唇が変に黒ずまない

リップアートメイク徹底解説|おすすめ色素や美しいリップを長持ちさせる最新アートメイクインクの比較

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