
「患者様に似合う色を選びたい」



「唇のくすみをしっかり飛ばして、自然な血色を引き出したい」
そんな施術者の願いを叶える鍵となるのが、リップアートメイク色素です。
リップアートメイクは施術者の技術が最も重要ですが、色素の選び方によって仕上がりの透明感・発色・持続力が大きく変わります。
特に唇は顔全体の印象を左右するパーツであり、くすみや色ムラがあると健康的なイメージが損なわれます。
本記事では、現役施術者の経験をもとに、リップアートメイク色素の基礎知識・種類・選び方・くすみ補正技術を詳しく解説します。
さらに、日本人の肌トーンと唇の悩みに合わせて開発された最新おすすめ「Roua(ルア)」についてもご紹介します。



リップアートメイクは技術も大事だけど、インク選びは最も重要!
リップアートメイク色素とは
リップアートメイク色素とは、唇に色を定着させるための専用インクです。


眉やアイライン用の色素とは異なり、唇は皮膚が薄く、血管や粘膜が近いため、発色や安全性に特化した色素が必要です。
高品質な色素は以下の特徴があります!
- 粒子サイズが均一で浸透力が高い
- 発色が安定しており、色落ちや変色が少ない
- 安全性が高く、刺激やアレルギー反応が起こりにくい
一方で、低品質な色素を選ぶと、施術後に色ムラ・色飛び・変色(青や灰色への変化)といったトラブルが発生します。
そのため、施術者は色素の品質を見極める目を持つ必要があります。



眉などのアートメイクと違い、色素の色がそのまま反映されやすいです!お客様へ施術するので色素にこだわるのは大事なことです!
リップアートメイク色素の種類
オーガニック色素
- 天然由来や植物ベースの成分を使用
- 低刺激・高安全性
- 発色は柔らかく自然で、敏感肌の患者にも安心
- 色変化が少なく、経年で黄変・青変しにくい
合成色素
- 鮮やかな発色と長持ちする色持ちが魅力
- 高発色を求める場合に有効
- 経年での色調変化(青みやグレー化)のリスクがある
マイクロピグメント(微粒子色素)
- 粒子が極めて細かく、皮膚への浸透力が高い
- 色ムラが出にくく、均一で美しい仕上がり
- 特にくすみ補正や透明感を出す施術に向いている
色素選びの重要ポイント
安全性
リップ用色素は、医療レベルの安全基準を満たしていることが必須です。
EUのREACH規制やFDA認証を取得している製品は、成分の安全性・毒性のなさ・重金属含有量の基準をクリアしています。



人体に入れるものなので、安全性が最も大事だと思います!
発色と色持ち
発色は粒子径と密度に左右されます。
粒子が小さいほど皮膚に均一に浸透し、ムラのない仕上がりになります。
また、色持ちは施術後の患者満足度に直結するため、褪色や変色が少ない処方を選びましょう。



インクによって本当に持続力が変わる...
くすみ補正力
唇のくすみには大きく分けて2種類あります。
- 青みくすみ
- 血行不良や先天的要因による青〜紫系の暗さ
- 茶ぐすみ
- 紫外線や喫煙、色素沈着による茶色がかった暗さ
補色理論に基づき、青みくすみにはピンク系、茶ぐすみにはオレンジ系が有効です。
肌トーンとの相性
- イエローベース
- コーラル・アプリコット・ウォームピンク
- ブルーベース
- ローズピンク・ベリー系
プロが実践するくすみ補正テクニック
補色理論の活用
色相環で反対の色を選ぶことで、くすみを中和し、クリアな発色が可能になります。
段階的発色
1回目でくすみ補正、2回目で理想色を定着させる2回構成が基本。
これにより、透明感と持続力の両立が可能です。
グラデーション技法
韓国式の「内側濃く、外側薄く」する手法は、唇に立体感とナチュラルさを与えます。
最新おすすめ「Roua(ルア)」の特徴
Roua(ルア)は、日本人の肌トーンと唇の悩みに特化して設計されたオーガニック+マイクロピグメント色素です。
Rouaの特長
- オーガニック処方で安全性が高い
- 微粒子設計で高浸透・高発色
- 変色しにくい処方で長持ち
- 青み・茶ぐすみ両方に対応可能
- 5色展開で肌トーンや施術目的に合わせて選択可能
Rouaのカラーバリエーション


- Sakura Pink(桜ピンク)
- 青みくすみ補正、透明感アップ
- Apricot Coral(アプリコットコーラル)
- 茶ぐすみ補正、健康的血色感
- Radiant Red(ラディアントレッド)
- 華やかで上品な赤、イベント向き
- Soft Rose(ソフトローズ)
- ナチュラルなローズピンク、日常使いに
- Elegant Berry(エレガントベリー)
- 深みと透明感を両立、大人向け
Roua活用の現場シナリオ
- 青みくすみの患者様 → Sakura Pinkで透明感と血色をプラス
- 茶ぐすみの患者様 → Apricot Coralで下地補正+健康的発色
- ブライダル前 → Radiant Redで華やかな仕上がり
まとめ
リップアートメイク色素は施術の仕上がりを大きく左右する重要な要素です。
安全性・発色・くすみ補正力を満たす高品質色素を選ぶことで、施術後の満足度とリピート率が向上します。
Roua(ルア)は、日本人特有の唇のくすみに対応し、高浸透・高発色・高安全性を実現した色素として、多くのプロ施術者に選ばれています。
より美しい仕上がりを求めるなら、Rouaの導入を検討する価値は十分にあります。